フリーランスエンジニアの年収・月収はいくら?職種別・言語別の相場と手取り【2026年最新】
フリーランスエンジニアの年収を職種別・言語別・経験年数別に調査。月収と手取りの目安、国税庁データに基づく会社員ITエンジニアとの比較、年収1,000万円を超える方法まで解説します。
フリーランスエンジニアって実際どれくらい稼げるんですか?会社員より手取りが増えるって本当なんでしょうか…?
平均年収は約750〜900万円で、会社員より200〜300万円高いケースが多いです。ただし手取りは額面の6〜7割なので、節税と単価アップが鍵になります。
この記事では、フリーランスエンジニアの年収を初めての方にもわかるように、職種別・言語別・経験年数別の相場と手取りのリアルまで順番に解説します。
フリーランスエンジニアの年収相場は750〜900万円(月単価60〜75万円)、手取りは額面の60〜70%が目安です。
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Midworksで市場価値を確認する →【結論】フリーランスエンジニアの年収相場は750〜900万円
フリーランスエンジニアの月額単価は60〜75万円が中央値です。年間にすると720〜900万円になります。
比較の基準になる公的な数字を押さえておきます。国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」(2025年9月公表)によると、会社員として1年を通じて勤務した人の平均給与は478万円、IT企業が属する情報通信業に限っても659.5万円です(出典:国税庁 令和6年分民間給与実態統計調査結果。2026年8月4日確認)。
つまりフリーランスエンジニアの相場750〜900万円は、情報通信業の会社員平均より100〜240万円ほど高い水準ということになります。
ただし、ここから以下を差し引く必要があります。
- 国民健康保険:年間約60〜80万円(年収800万円の場合)
- 国民年金:年間約20万円
- 所得税・住民税:年間約120〜180万円
- 経費(PC・通信費等):年間約30〜60万円
額面800万円なら、手取りは約500〜550万円が目安です。会社員の年収550万円の手取りが約430万円なので、手取りベースでは100万円ほどの差になります。
「年収が上がった」と感じるかどうかは、税金対策次第
独立直後によくあるのが「額面は上がったのに手取りが思ったほど増えない」という戸惑いです。会社員時代は会社が半分負担していた社会保険料が全額自己負担になり、天引きされていた税金を自分で納めることになるためです。
青色申告特別控除65万円、小規模企業共済、経費の適正計上を組み合わせると、手取りは大きく改善します。節税対策を何もしないと、会社員時代とほぼ変わらないケースもあるので要注意です。
▼ 節税対策の詳細はこちら フリーランスの節税対策12選|知らないと損する合法テクニック
職種別の年収相場【比較表】
フリーランスエンジニアと一口に言っても、職種によって単価は大きく変わります。
| 職種 | 月額単価(相場) | 年収換算 | 案件数の多さ |
|---|---|---|---|
| バックエンドエンジニア | 65〜85万円 | 780〜1,020万円 | ★★★★★ |
| フロントエンドエンジニア | 55〜75万円 | 660〜900万円 | ★★★★☆ |
| インフラ/SRE | 70〜90万円 | 840〜1,080万円 | ★★★☆☆ |
| データエンジニア | 70〜95万円 | 840〜1,140万円 | ★★★☆☆ |
| スマホアプリ(iOS/Android) | 65〜85万円 | 780〜1,020万円 | ★★★☆☆ |
| PMO/PM | 75〜100万円 | 900〜1,200万円 | ★★★★☆ |
| セキュリティエンジニア | 75〜100万円 | 900〜1,200万円 | ★★☆☆☆ |
PM/PMOとセキュリティ領域が最も高単価です。技術力+マネジメント経験があると、月100万円超えも珍しくありません。
一方、コーディングだけのフロントエンド案件は供給が多く、単価がやや下がる傾向にあります。
言語・フレームワーク別の年収相場
使用する技術スタックによっても単価は変わります。
| 言語/技術 | 月額単価(相場) | 特徴 |
|---|---|---|
| Go | 75〜95万円 | 需要急増中。高単価案件が多い |
| Python(AI/ML) | 75〜100万円 | AI関連で特に高騰 |
| TypeScript/React | 60〜80万円 | 案件数最多。安定した需要 |
| Java/Spring | 60〜80万円 | 金融・大企業案件で安定 |
| PHP/Laravel | 50〜70万円 | 案件数は多いが単価はやや低め |
| Ruby/Rails | 55〜75万円 | スタートアップに多い |
| Swift/Kotlin | 65〜85万円 | モバイルアプリ向け |
| AWS/GCP(インフラ) | 70〜90万円 | クラウド移行案件で需要増 |
| Rust | 80〜100万円 | 希少性が高く高単価 |
**2026年のトレンドはGoとPython(AI/ML領域)**です。特にLLM関連の開発案件は月100万円を超えるものも出てきています。
PHPは案件数こそ多いものの、単価はやや控えめ。キャリアアップを狙うなら、Go・Python・TypeScriptのいずれかを主力に据えるのがおすすめです。
経験年数別の年収推移
| 経験年数 | 月額単価の目安 | 年収換算 |
|---|---|---|
| 1〜2年 | 40〜55万円 | 480〜660万円 |
| 3〜5年 | 60〜75万円 | 720〜900万円 |
| 5〜8年 | 70〜85万円 | 840〜1,020万円 |
| 8〜10年 | 75〜95万円 | 900〜1,140万円 |
| 10年以上 | 80〜100万円+ | 960〜1,200万円+ |
経験3年がひとつの分岐点です。3年未満だと案件の選択肢が狭くなりがちですが、3年を超えると一気に単価が上がるケースが多いです。
実務経験が2年未満の方は、まず正社員として経験を積んでから独立するのが現実的です。
フリーランスエンジニアの月収はいくら?【手取りの月額】
年収で見るとピンとこない方のために、月収ベースでも整理します。
フリーランスエンジニアの場合、「月額単価」がそのまま月収になりますが、実際に手元に残るのはその6〜7割です。
| 月額単価 | 年収換算 | 手取りの月額目安 |
|---|---|---|
| 50万円 | 600万円 | 約31〜35万円 |
| 60万円 | 720万円 | 約37〜42万円 |
| 70万円 | 840万円 | 約43〜49万円 |
| 80万円 | 960万円 | 約49〜56万円 |
| 100万円 | 1,200万円 | 約60〜70万円 |
注意すべき点が3つあります。
- 消費税は売上ではない — インボイス登録している場合、受け取った消費税は後で納めるお金です。月66万円(税込)を受け取っても、手取りの計算に使えるのは60万円分です
- 税金と保険料は後からまとめて来る — 毎月天引きされる会社員と違い、住民税・国民健康保険・所得税はあとから請求されます。月収の2〜3割は使わずに残しておくのが安全です
- 稼働しない月は収入がゼロ — 案件が切れた月、体調を崩した月の収入はそのまま消えます
そのため、月収の額面だけを会社員の給与と比べると判断を誤ります。 会社員の月給には、会社が半分負担している社会保険料・有給休暇・賞与が含まれているためです。
フリーランスと会社員の手取り比較シミュレーション
「結局どっちが手取りで得なの?」という疑問に答えます。
年収600万円の場合
| 項目 | 会社員 | フリーランス |
|---|---|---|
| 額面年収 | 600万円 | 600万円 |
| 社会保険料 | 約85万円(会社が半額負担) | 約100万円(全額自己負担) |
| 所得税・住民税 | 約60万円 | 約45万円(青色申告+経費控除) |
| 経費 | なし | 約40万円(控除対象) |
| 手取り | 約455万円 | 約415万円 |
年収900万円の場合
| 項目 | 会社員 | フリーランス |
|---|---|---|
| 額面年収 | 900万円 | 900万円 |
| 社会保険料 | 約125万円 | 約120万円(国保上限あり) |
| 所得税・住民税 | 約130万円 | 約100万円(節税対策あり) |
| 経費 | なし | 約60万円(控除対象) |
| 手取り | 約645万円 | 約620万円 |
**ポイントは「国保の上限」**です。年収が上がるほど、会社員の社会保険料は青天井で増えますが、国民健康保険には年間約106万円の上限があります。
そのため年収が高くなるほど、フリーランスのほうが手取りで有利になる仕組みです。
▼ 確定申告のやり方はこちら フリーランスの確定申告を初めてでも自力でやる方法
年収1,000万円を超えるための3つの戦略
戦略1:上流工程(要件定義・設計)に入る
コーディングだけの案件より、要件定義・基本設計から関わる案件のほうが月額で10〜20万円高くなります。
技術力に加えて、クライアントの業務理解やコミュニケーション力が求められますが、それだけリターンも大きいです。
戦略2:複数のエージェントを併用する
1社だけに頼ると、そのエージェントが持っている案件の中からしか選べません。
2〜3社に登録して比較検討するのが基本です。同じスキルセットでも、エージェントによって提示される単価が月5〜10万円違うこともあります。
▼ エージェント比較の詳細はこちら フリーランスエージェントおすすめ5選
Midworks のように案件数が多く、福利厚生も充実しているエージェントをベースにしつつ、他社とも併用するのがおすすめです。
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戦略3:得意領域を「技術×業界」で尖らせる
「Pythonが書けます」だけではコモディティ化します。
「Python × 金融のリスク計算システム」「Go × 大規模トラフィックのマイクロサービス」のように、技術と業界の掛け算で専門性を打ち出すと、単価交渉で強くなれます。
フリーランスエンジニアの年収に関するよくある質問
Q. 未経験からフリーランスエンジニアになって稼げますか?
いきなりフリーランスになるのはおすすめしません。実務経験が2年未満だと、案件の選択肢がかなり限られます。まずは正社員として2〜3年の実務経験を積んでから独立するのが現実的です。
Q. フリーランスエンジニアの年収が下がるケースはありますか?
あります。特に「案件が途切れる空白期間」が最大のリスクです。年間を通して稼働できる前提の年収なので、2〜3ヶ月の空白があると実質年収は大きく下がります。
エージェントを活用して案件の切れ目をなくすのが重要です。
Q. 年収1,000万円を超えるフリーランスエンジニアは何割くらいですか?
正確な統計は出ていませんが、エージェント各社の公開データを総合すると、**経験5年以上のフリーランスエンジニアの約20〜30%**が年収1,000万円以上を達成していると推定されます。
言語はGo・Python(AI/ML)・インフラ領域が多い傾向です。
Q. フリーランスエンジニアの年収と手取りの差はどれくらいですか?
年収800万円の場合、手取りは約500〜550万円が目安です。額面の60〜70%程度が手取りになります。ただし、青色申告や小規模企業共済などの節税対策を行うことで、手取り率を5〜10%改善できます。
Q. フリーランスエンジニアの月収はどれくらいですか?
月額単価がそのまま月収になり、相場は60〜75万円です。ただし手取りはその6〜7割で、月単価60万円なら手取りは月37〜42万円程度が目安になります。
住民税・国民健康保険・所得税はあとからまとめて請求されるため、月収の2〜3割は使わずに残しておくのが安全です。
Q. 会社員のITエンジニアと比べてどれくらい年収が高いですか?
国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」では、情報通信業の会社員の平均給与は659.5万円(給与所得者全体では478万円)です。
フリーランスエンジニアの相場750〜900万円と比べると、額面では100〜240万円ほど高い水準になります。ただし社会保険料が全額自己負担になるため、手取りベースでの差は額面ほど大きくありません。
Q. 週3日稼働でもフリーランスエンジニアとして十分な年収を得られますか?
週3日稼働の場合、月額単価は週5日稼働の約60〜70%(35〜50万円程度)になります。年収換算では420〜600万円です。生活コストを抑えられるなら十分に生活できる水準です。
残りの時間で自分のプロダクトを作ったり、スキルアップに投資する方も多いです。
まとめ:年収を上げたいならまずは相場を知ることから
フリーランスエンジニアの年収は職種・言語・経験年数で大きく変わります。
まとめると:
- 平均年収は750〜900万円(月単価60〜75万円)
- **手取りは額面の60〜70%**が目安
- 年収1,000万円超えは経験5年以上で約20〜30%
- Go・Python(AI/ML)・インフラが高単価トレンド
- 節税対策なしだと会社員と手取りが変わらないケースもある
年収を上げる第一歩は、今の自分のスキルでどれくらいの単価がもらえるかを知ることです。
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